原木シイタケ

 シイタケは、ハラタケ目- キシメジ科(他の説もあり)- シイタケ属 (en) のキノコ。食用とされているキノコの中でも一番身近なキノコです。

 シイタケは自然界では、主にクヌギやシイ、ナラ、クリなどの広葉樹の枯れ木に発生しますが、今店先で見るシイタケのほとんどが栽培したもの。

 栽培のしかたによって、広葉樹のほだ木で栽培する「原木シイタケ」、おがくずなどで作った培地で作る「菌床シイタケ」があります。

 シイタケの栽培技術ができたのは江戸時代からだそうですが、今日のように安定的に生産されるようになるまでは、大儲けするかとおもえば、大損するというハイリスクハイリターンの事業だったとか。

 

 高知県の津野山農業協同組合の出荷場では原木シイタケの荷造りで大忙しです。生シイタケは鮮度が落ちやすい食材で、農家の裏山のほだ木から取ってきたばかりのこんな新鮮なものにはなかなかお目にかかれませんね。

原木で丸々成長しているシイタケは、こんな感じ。
 

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