新緑(カエデの花)

 カエデはカエデ科カエデ属 (Acer) の木の総称。たくさんの種類があります。

  葉がカエルの手に似ていることから「蛙手・・・・カエルデ・・・・カエデ」になっていったとか。

 秋の色づいた葉はモミジ(紅葉、椛)とも呼ばれます。赤・黄など様々な色合いがあります。日本では鮮やかな紅葉を愛で、庭木や盆栽に利用するための品種改良も進みました。

 木材としても利用されますし、 サトウカエデといわれる種の樹液はメープルシロップの原料となります。「大きな森の小さな家(ローラ・インガルス・ワイルダー)」では、雪の中で樹液を絞る昔の農家のくらしと、その収穫祭のパーティが小さなローラの輝く思い出として語られます。

 葉がカナダの国旗にデザインされていることはもう皆様ご存知ですね。

 花は風媒花で、花弁は目立たなく小さいですが、近くに寄ってみるとこのように可憐です。

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